編集者、看護師、医師、アナウンサー、ケーキ屋さんなどいろんな職業の方10人が、ゲストティチャーとして、小学6年生に自分の仕事に関するお話しをして、将来のビジョンに役立てる…という趣旨の催しです。
今年で3回目で、私は3回とも参加させていただいています。
今年はトリマーさんもいらしていて、トイプーちゃんも同行してました(*^_^*)
ちっとも吠えず、おとなしく出番を待っていて、子どもたちに大人気でした。
今回は、「5+わん=ロク」のプロットとネームと原稿を持っていって、作品が雑誌に載るまでのプロセスをお話ししました。
みなさん、いきなり原稿にマンガを描くと思っているのですが、まずストーリーのあらすじを簡単な小説のようにまとめて、編集者と打ち合わせをします。これをプロットといいます。
やり直しが何度もあり、やっとできあがったところで、次はネームという作業。
これは、下絵の前の絵コンテのようなもの。コマ割りやセリフをここで決めます。
左がプロット。右がネーム。
そこで再び編集者と打ち合わせ。やり直したり考え直したり苦しんだ後、やっと原稿の下絵に入ります。
下絵ができたらやっとペン入れ。
それが完成してから仕上げに入ります。仕上げはベタ塗りやスクリーントーン貼りです。私の場合はここでアシスタントさんが入ります。
これは、できあがった原稿です。
コミックスが出る時には改めて扉の絵を描きます。
左が扉のカラー原稿。右がコミックス。「5+わん=ロク」の第2巻です。
読むのは5分だけど、原稿が出来上がるまでにはと〜っても長い時間がかかるんですよ〜(*^_^*)