心電図を見ると不整脈があり、心臓が完璧には機能していないようです。なので血液がうまく運ばれず頭に酸素がいかずに発作を起こした…という可能性も考えられるようですが、不整脈に関しては今回の場合は、今すぐどうこうという心配をするようなことではないようです。
考えられるのは、脳の病気ですが、右目の虹彩がマヒしているということから、こちらが原因である可能性が強いようです。
脳の病気は、脳腫瘍、脳炎など、ありますが、一過性のものの可能性もあり、先生は「僕は今回は一過性の可能性が強いと思います」とおっしゃってくれました。
脳腫瘍や脳炎の場合はMRIを撮れば確認できますが、料金が高額なのと、犬にかなりの負担がかかるという欠点があるようです。
当然全身麻酔をしなければならないし、呼吸をしても動いてしまうので一時的に呼吸を止めるというのです。
検査をしたためによけいに具合が悪くなるケースもあるということです。
料金に関しては、なずなが元気になるならいくらお金をかけてもいいという思いはありますが、本人がつらい思いをするのではちょっとためらわれます。
それに、MRIで病状がわかったとしても、脳の手術をすることはかなり困難のようです。ですから、わかったところでどうしようもないということでした。
今回に関しては、先生のおっしゃるように一過性のものであることを祈っています。
けれど、チワワの脳のMRIの写真を見せていただいたのですが、脳炎で脳の半分が機能していない状態で、目をつぶりたくなりました。
そして、脳の病気の場合、性格が変わってしまったり、廃人(犬)のようになってしまうこともあるらしく、今までおとなしかったコが、吠え続けたり噛みついたり徘徊したり失禁したり…そうなふうになると安楽死を選ぶ飼い主さんもいるようです。
それを聞いたら今度は耳をふさぎたくなりました。
でも、そういう病気で苦しむ犬と飼い主さんがたくさんいることは現実で、なずなも私もそうなる可能性がこれからあるかもしれないというのも現実なのです。
レントゲンの結果では、腰椎がヘルニアで、腎臓には結石があり(これはかなりはっきり見えました)器官虚脱がかなり進行してます。器官虚脱に関しては、若い頃から「持病」のようなものです。
時々ゲーゲーという咳をするのです。
血液検査の結果でも、肝臓やすい臓の機能を表わす数値がかなり高めで、血小板も多く、なんだかすごく不健康のようです

とりあえず、飲み薬としてステロイド剤をいただき(これが一番有効とのことです)右目の点眼薬をいただきました。
どうか、一過性のものでありますように
