先日、六本木の新国立美術館へ行ったところ、入口の階段のところに野鳥のヒナが落ちていました。
なんの鳥なのかわかりません。
友人と二人「どうしよう…」と言いながらも手のひらに乗せて、「動物病院をさがそうか」とか「家に持ち帰ろうか」とか「このままにしておこうか」とか、さんざん迷った挙句、近くの植え込みの土の上に置いておきました。
わが家のポメラニアンなずなのかかりつけの動物病院に
「野鳥のヒナが落ちているのを見かけたら、近くに親鳥がいるのでそのままにしておきましょう。」という貼り紙があったのを思い出したからです。
美術館の帰りに、ヒナを置いたところに行ってみたのですが、もう姿はありませんでした。
どうしたかな〜。。。(−−;)
それから数日後、なずなの散歩中に、スズメのヒナが路上で雨に打たれて死んでいるのを発見。(合掌)
今はヒナが巣立つ季節なんだな〜などと考えていたら…
そのまた数日後、わが家の居間の窓の網戸に、小鳥の影が……

\(◎o◎)/!
外に出てみると、またまた野鳥のヒナでした。
網戸に足の爪がからまって動けなくなっていたようです。
死んでいたスズメのヒナの姿が脳裏を横切り、翌日の天気予報は雨だったので、「助けなきゃ!」と思い…
手でつかんで家の中へ。
大きめのタッパーに入れましたが、さて、どうしていいものやらわかりません。

セキセイインコのせり&ふきがヒナの時に食べていたすり餌はどうかと思い、お湯を沸かして準備していたら、ヒナが突然飛んで……
冷蔵庫の後ろに落ちてしまいました〜〜\(◎o◎)/!
ひゃ〜〜〜

助けようと思っていたのに、冷蔵庫にはさまれて死んでしまっては後悔してもしきれません(>0<)

幸い夫が出勤前だったので、冷蔵庫を動かしてもらいヒナを救出。
すり餌を食べないならやっぱり生きた虫をとってこなきゃ…
と、なずなの散歩をしながら虫探し。
しかし、虫ってさがしてみるとなかなかいないもんですね〜。
小さなテントウムシみたいなのと、ツツジの葉にくるまっていた何かの幼虫をやっと捕獲して、帰りました。
帰ってみたら、ヒナはピーピー鳴いていて、そして、親鳥らしき「ツッピー、ツッピー」という声がします。
その声はシジュウカラ…?
外を見ると、隣の屋根にシジュウカラがとまってこちらを見ています。
おかあさん鳥だ〜〜

(◎▽◎)

ヒナを鳥カゴに入れ、ベランダに出してみると、おかあさん鳥がくちばしに餌をくわえてやってきました。
そして、ヒナを入れた鳥カゴの上にとまって、お互いが「ピーピーピー」「ツッピーツッピー」と呼び合っています。
すぐに鳥カゴの出口を開けると、2羽で一緒に飛んでいきました。。。

が、まだまだ飛ぶのがヘタで、隣の家のトヨにベタンとぶつかって落ちてました(>_<)
大丈夫なのかな…。
きっと飛ぶ練習をしている最中なんでしょうね〜。
…というわけで…
やはり、野鳥のヒナを見つけても、保護せずにそのままにしておくのがいいということがわかりました!(*^^)vやっぱり親鳥が近くにいるんですね。
いないように見えても、その時は餌を捕りに行っている時かもしれません。
シジュウカラのヒナには、ちょっと怖い冒険をさせてしまい、申し訳なかったです。
網戸から救助した後は、そっとベランダに置いておけばよかったのです(T_T)
ごめんね〜

そしてそれから数日後。
またまたスズメのヒナと出合ったのです〜(>_<)
友人がご飯とお水をあげてスズメのそばに置いておきましたが、その後様子を見にいくと、元気に歩いていて、私たちの顔を見たら逃げたのでこれは大丈夫だなと思い、立ち去りました。
今は野鳥のヒナの巣立ちの時期らしく、こんな場面に直面することもあるかと思いますが、動物病院の貼り紙にあったように、ヒナを見つけてもそのままにしておいてみてください。
保護しても上手に育てられないことも多いようなので…。
でも、明らかに親鳥がいないとわかった場合、ヒナを無事に育てた方もいるようなので、ネットで情報をさがしてみるのもいいと思います。
しかし、5月の間に4羽の野鳥のヒナと遭遇するとは……(−▽ー;)

ナンジャラホイ