どういう内容がいいかと考えてみたのですが。
私が知ってることで、「知りたい」と思っている方がいる…ということで、マンガ家の裏話を書いてみようかと思います。
これからマンガ家になりたいと思っている方、デビューしたばかりの方が、たまたまこのブログをご覧になって、少しでも「へ〜」と思っていただけると幸いです。
ちなみに私がデビューしたのは1975年です。すでに34年の月日が流れているので、今の時代には合わないこともあるかもしれませんがご了承ください。
ところで、「マンガ家」だと言うと、よく質問されるのが
「子供の頃から絵を描くのが好きだったの?」
「どうやってデビューしたの?」
その二つです。
今日は、子供の頃の事を書いてみます。
はい、はい。
子供の頃からお絵かき大好き少女でした。
小学生の時、他の生徒たちがグラウンドで遊んでいても、私は一人で教室でお絵かきしていました。
元祖「オタク」です。
物語を考えるのも好きで、授業を聞かずにボーーッと空想の世界にひたっていました。
母が先生に注意を受けました。
「お宅のお子さんは、お絵かきばっかりやっていて、お友達と遊ばない困ったお子さんです。しかも授業中はいつもボーーッとしています。」
3年生くらいからは友達もできてグラウンドで遊ぶようになりましたが相変わらずお絵かき大好きのボーーッとした子供でした。
相変わらず先生に注意を受けたりしていましたが、そんな子供時代があったからこそマンガ家になれたと思うので、欠点だって長所に変えられる

ストーリーマンガを描くようになったのは4年生の頃からです。
今のように「マンガの描き方」とかいう本はなかったので、どんな道具を使うのか全く知らずにひたすら自己流で鉛筆で描いていました。
マンガの描き方や道具を知ったのは高校の「マンガ研究会」に入ってからです。
先輩にペンと墨汁(あるいは黒インク)を使うのだと教えてもらい、スクリーントーンの存在も知りました。
その時の先輩は後にマンガ家デビューし、現在は「銀河鉄道の夜」のキャラクターデザインなどで有名な、マンガ家のますむらひろしさんの奥様になってらっしゃいます。
それを長所に変えることもなくずるずるときてしまったところが、なずなママさんとは違うところだわ〜(ため息)
仲間だ、仲間だ♪
今でも読書好きなのはすでに長所では?